精神科・心療内科
  












うつ病とは?



身内の不幸や大きな災害に会ったり、身近なストレスから来る悲しみや不安、空しさのような憂うつな気分や無気力な状態は誰しも経験することですが、うつ病ではこのような心の状態が長く続き、日常の生活に支障を来たしてしまう病気です。気分の落ち込みと同時に体の変調として不眠、頭重感、胸苦しさ、倦怠感、食欲減退、便秘などの症状も現れます。

特別な人がなるの?
うつ病は特別な人がなる病気ではなく、ごく一般的な病気です。世界保健機構(WHO)では世界人口の約3%、1億人以上がうつ病患者と推定しています。これを日本に当てはめると約360万人の患者さんになります。

主な症状は
気分が落ち込み、決断力もなくなる為、今まで出来ていた事が出来なくなり、自分は駄目になった、皆に迷惑をかけて申し訳ない、と自分を責め、ひどい時には死ぬしかない、或いは死んで楽になりたいと思うようになる事があります。
 また頭痛、不眠、食欲不振、全身倦怠、胸苦しさ、など色んな身体症状が見られるため、体の病気と間違われる事もあります。

治療は
うつ病は必ず治る病気です。
治療で大事なことは先ず休養です。
できれば仕事を休ませ、本人のストレスになっている負担を軽くしてやります。次に大切なことはご家族の理解と支えです。不安が強い時は一人にしない事が必要です。側に居てあげるだけで気分は安らぎます。それから抗うつ剤による薬物療法を行います。薬の効果は徐々に現れますので、効果の出てくるのを我慢強く待たねばなりません。
症状が良くなって来ても薬はすぐに止めず、かなりの期間続ける事が必要です。

  (ご家族の接し方)
  @ 励ましは逆効果、暖かく見守り、安心させるように計らうこと。
  A 決断を要するような大事な決定は症状がよくなるまで求めないこと。
  B 外出、運動も強制しない。
  C 家事、その他日常生活上の負担を減らしてあげましょう。



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